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津波対策事業説明会。

 

昨日、匝瑳市の津波対策事業の説明会に参加して来ました。







個人的には防潮堤のような物は必要ないと思っています。※宮城県や福島県のような津波が来た場合は防ぐのは無理だと思うので....

3.11を教訓とすれば逃げることが最善の策だと思います。




説明会と言っても、もうやると決まった事を報告するだけ。
 

幾つかのこういった話し合いに参加していますが結果的には毎回報告です。
決定する前に話し合うのではないのか!?
 
 
 
 





どういう構造で作るのかが気になっていましたが、竹が中に入るようですが基本的には土盛りで表面に植物を植える計画なのでコンクリートではなくて良かったσ(^_^;)



しかし、住民の年配の方達の意見は「堤防が低いからもっと高くしろ」とか「砂じゃ弱いからコンクリートや鉄筋で頑丈にしろ」などの意見ばかり。

自分が思っていた事と全く逆の意見だったことに少しショックをうけました。


やはり常に海岸の変化を見ているサーファーの方が自然に対して理解しているが現状なのかもしれません。


サーファーと住民では意見が違うことがわかりました。


無意味な護岸堤。

 
野手浜よりも北側の旭市方面にかけて伸びています。
 

護岸堤のせいでビーチへのエントリーはヘッドランド根元の小さな砂浜のみです。
 

カレントが速いと、そこに戻るのが困難になり、パドル力の無いサーファーが護岸堤から上がってしまい、コンクリートに付着した貝などで手足を切って怪我をしています。
 

また、行き場のない波のパワーが護岸堤に沿って移動し速いカレントを生んでしまって危険になってしまいました。


野手浜~堀川浜はまだ砂浜が残っています。
 
どんなに波が大きくても手前に砂浜があれば安心してサーフィンでき、岸に戻る事ができます。
 
寄せては返す波。それは砂浜があっての事です。
 
波の力を軽減するのは少し勾配のある広い砂浜のが一番良いと思っています。

必要なのは砂浜の再生です。

しかし、自然の海岸を守らなければならないはずの住民の方の考えが堤防などの人工物でなんとかしようと思っている以上は望まない護岸堤やヘッドランドの工事を止めることができないのだと思いました。





九十九里浜が九十九里護岸堤防に変わらないように、出来る事から活動していかないといけません。



みんなで力をあわせていかないと日本でサーフィンができる海岸が無くなってしまう日がくるかもしれない。
 
 



誰かがやるのではなく自分たちでやらなければいけないですね。


 
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Profile

林 順和
林 順和 (はやし のりかず)
生年月日:1980/4/14
血液型:B型
出身地:千葉県匝瑳市
ホームポイント:野栄
趣味:ラーメン食べ歩き
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戦歴:
2008年 プロ転向
2008年 WQS2スター HYUGA PRO 5位

NSA
全日本サーフィン選手権大会 メンクラス 3位
全日本級別サーフィン選手権大会 2ndクラス 2位

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